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ー就労継続支援B型の雇用契約と一般就労の違いをやさしく解説ー

 

就労継続支援B型は雇用契約が原則ない

就労継続支援B型は、働く練習をしながら生活リズムを整えたり、できる作業を増やしたりするための福祉サービスです。大きな特徴は、原則として事業所と利用者が雇用契約を結ばない点にあります。ここを理解すると、工賃の考え方や将来の一般就労への道筋が見えやすくなります。

雇用契約がないとどうなる

雇用契約がない場合、利用者は会社の従業員ではなく、福祉サービスを利用して作業に参加する立場になります。そのため労働基準法の賃金や労働時間のルールがそのまま当てはまるわけではありません。作業時間や休み方は、体調や通院、生活状況に合わせて調整しやすい一方で、最低賃金が保障される仕組みではないことも知っておきたいポイントです。

工賃と賃金の違い

B型で受け取るお金は賃金ではなく工賃と呼ばれます。工賃は、事業所の生産活動の売上や経費、作業実績などを踏まえて決まるのが一般的です。賃金のように時給が約束される形式ではないため、月ごとの金額に差が出る場合があります。就労継続支援B型 雇用契約 一般という言葉で調べる方は、この違いが不安の出発点になりやすいので、最初に整理しておくと安心です。

雇用契約が必要になるケースと確認ポイント

B型は雇用契約を結ばないのが基本ですが、制度や支援の流れを知ると、なぜそうなっているのかが腑に落ちます。また、次のステップとしてA型や一般就労を考えるときには、契約形態の違いが大切になります。見学や面談の場で確認すべき点を押さえておきましょう。

例外的に雇用契約を結ぶ可能性

基本的にはB型で雇用契約を結ぶことはありません。もし事業所から雇用契約の話が出た場合は、それがB型の枠組みなのか、別の働き方としての短時間雇用なのかを丁寧に確認しましょう。制度上はA型が雇用契約を結ぶ形として整理されているため、名称だけで判断せず、契約書の有無や賃金の支払い方法を確かめることが重要です。

契約書で見たい項目

一般就労やA型など雇用契約を結ぶ働き方に進むときは、勤務時間、休憩、休日、賃金、残業の扱い、試用期間、業務内容、勤務地、交通費、社会保険の加入条件などを確認します。加えて、体調面の配慮が必要な場合は、通院のための時間調整や業務量の相談窓口があるかも大切です。分からない点はその場で質問し、口約束ではなく書面で残る形にしておくと後から困りにくくなります。

一般就労を目指すときのステップ

B型の目的は、人によって作業の継続、社会とのつながりづくり、一般就労への準備などさまざまです。いきなり雇用契約に切り替えるよりも、段階を踏むほうが安定しやすいことが多いです。焦らず、できたことを積み上げる意識が結果的に近道になります。

生活リズムと作業実績の作り方

一般就労で求められるのは、決められた時間に出勤し、一定のペースで業務を続ける力です。B型では、まず週何日どのくらいの時間なら無理なく通えるかを把握し、少しずつ時間や日数を増やしていく方法が合うことがあります。遅刻や欠席の理由を振り返り、体調管理や通院計画を整えることも実績づくりの一部です。

相談先と支援制度の使い分け

一般就労を目指す場合、事業所の支援員に加え、就労移行支援、ハローワーク、障害者就業生活支援センターなどの相談先を組み合わせると進めやすくなります。職場実習や職業訓練、面接練習、職場定着の支援など、受けられるサポートは段階によって変わります。自分の目標と不安を言語化して共有することが、合う支援につながります。

まとめ

就労継続支援B型は原則として雇用契約を結ばず、工賃を受け取りながら働く練習をする場です。雇用契約が必要な働き方に進むときは、契約書の内容を具体的に確認し、体調面の配慮や相談窓口も含めて整理しておくと安心です。B型での積み重ねは一般就労への土台になりますので、無理のないペースで継続し、次のステップを支援者と一緒に検討していきましょう。

2025.12.19