障がいのある人が、自分に合った仕事に巡り合え、そして、taxpayerとして長く働き続けることが出来る。
何と素晴らしい事でしょうか!!
私たちフロンティアも、障がい者の就労施設を運営していて、障がいを持つ人たちの将来を考えると、
心が痛むことがあります。
この度、令和7年10月から「就労選択支援」と言う名の障がい福祉のサービスが新たにスタートします。
・初めて就労系のサービスを利用したいと考えている人。
・特別支援学校高等部に在籍し、就労系サービスを利用したいと考える生徒。
・現在、就労系サービスを利用していて、サービスの更新を予定している人。
等々の人が、就労選択支援施設で、原則、1か月、様々な作業をしたり、色々な企業、就労施設を見学し、
就労選択支援員が、障がいを持つ人の、ストレングス、能力、適性、そして、課題や必要な配慮などを纏めたアセスメントを作成し、
その人の希望や適性にあった就職先を選択するためのサポートをする役割を担うサービスです。
これまでは、兎角、本人の意思に関係なく、無難な就労支援施設に入り、結局、その施設で長く就労訓練を受けている人も多数いらっしゃいました、
また、就職後「思っていたのとは違う」と言うような、ミスマッチもありました。
その人の、希望や適性、能力をしっかりと把握する事で、ミスマッチを防ぎ、最適な仕事や職場環境を見つけることが出来ます。
そのサポートをする施設です。
年度の途中からのスタートで、何分初めてのサービスですから、行政も少々戸惑っているようで、
私たち、同様の就労系サービスを運営する者も、後、1か月ほどでどうなるのかまだまだ分からない事が多数あるのですが、
これから、就労系サービスを利用しようとする人にとって、まず、このサービスの概要を知る事が大切だと思い、
HPにアップしました。
新しくできる「就労選択支援」とこれまである就労系サービスとの違いを纏めてみました。
少々分かりにくいとは思いますが、目を通してみて下さい。
また、ご不明な点等ございましたら、私どもフロンティアでも分かる事は丁寧にご説明いたしますが、
市役所の障がい福祉係にお問合せ下さい。
昨年は、多くの就労継続支援A型が廃止になり、それに伴い沢山の解雇される人が出たと言う
暗いニュースが多かった障がい者福祉ですが、久々に明るい、しかも、障がい者にとっても誠に有益な明るいニュースです。
これから、色々な形で耳にすることがあるかと思います。
また、新たな情報が入り次第に、お知らせいたします。(^^ゞ
8月も残すところ3日となりましたが、
日中は35度を超すような酷暑がまだまだ続くと予報されています。
しっかりと前を見つめてこの酷暑を乗り越えていきましょう!!
ご参考まで、厚生労働省の就労選択支援サイトURL貼り付けておきます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56733.html