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障害者総合支援法 「百数十億円不正受給」についての一考察

「障害者就労支援の加算金、百数十億円を不正受給」。                                                                        大阪市の事業所が犯したこの大罪は、もはや一つの法人の不祥事というレベルを超えています。                                                           これは、国民の善意と、障害を持つ方々の未来を売り飛ばした、魂の略奪です。

■ 百数十億円という「略奪」の重み                                                                    百数十億円。赤穂のような地域密着の自治体では考えられない、天文学的な数字です。 この金は、皆様が汗水垂らして納めた税金であり、障害を持つ方々が社会で自立するための「命綱」だったはずです。            一方で、私たちの現場では、利用者さんが一生懸命に作業し、ようやく「1円」の工賃を積み上げています。その1円の重みも知らず、平然とポッケに数億、数十億をねじ込む神経。                         私は一人の人間として、彼らを心の底から軽蔑します。                                                                            ■ 制度の「瑕疵」が招いた不条理                                                                     なぜ、これほどの巨悪が野放しにされていたのか。そこには制度そのものの「致命的な欠陥」があると言わざるを得ません。                                                かつて私たちフロンティアは、制度改正を機にA型事業所を断念するという苦渋の決断をしました。「持続可能な支援を届ける」ためには、到底、A型事業所として存続する事は出来ませんでした。                           これは、経営者として失格の烙印を貼り付けられたのですが、むしろ、B型事業所として、質の高い支援に専念するのが誠実な道だと判断したからです。                                   しかし、世の中を見渡せば、単純な内職作業の訓練メニューしか無いA型事業所が相当あるように聞いています。                                                    1100円以上の最賃以上のお給料を払える事業収入が到底払えないような内職仕事をし、A型事業を運営している。                                                  こうした「制度の抜け穴」を利用した運営が今回の巨額詐欺の温床となったのではないでしょうか。                                                        ■ 行政の「節穴」(?)と私たちへの「しわ寄せ」                                                              行政にも問いたい。なぜ、これほどの異常な請求をスルーし続けてしまったのか!                                                               「書類が整っていればOK」という形式主義の監査が、結果として泥棒に鍵を預けることになったのではないでしょうか!                                                   そして、このツケはいつも、真面目な現場に回ってきます。 不正が起きるたびに事務作業は煩雑になり、私たちは「書類作成」に追われる事になります。                                     本来、利用者さんのために使うべき時間とエネルギーが、書類の山との格闘のために奪われていく。この不条理を、行政は何と考えているのでしょうか!

■ これは「氷山の一角」ではないか                                                                                    考えたくもありませんが、残念ながら、今回の事件は、表面化した「氷山の一角」に過ぎないのかも知れません。                                                  巧妙に看板を付け替え、制度をハックして私腹を肥やす「福祉の皮を被った経営者」は、まだ潜んでいるのではないでしょうか!                                           

私たちフロンティアは、こんな泥沼のようなニュースが流れる今だからこそ、私たちは”矜持”を持ち続けて運営していかねばならないと考えます。                                      福祉を、そして一生懸命に生きる人々を、二度と汚すような事が絶対にあってはならない!!                                                          フロンティアは、ブログを通じて、これからも発信して参ります。 👍  

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2026.03.27