暑い暑い7月のスタートと共に、
赤穂特別支援学校高等部2年生の実習が始まりました。
これまで、赤穂市内の他の就労継続支援B型施設で実習経験があり、
担任の先生からも、色々な経験を積ませて下さい。と事前面接時に打ち合わせしておりましたので、
今回の5日間の実習は、のぼり旗梱包作業と電気部品組立で2日間。
ラスクの製造で2日間。そして、最終日は、リサイクル作業を行うことになりました。
何れの仕事にしても、1日や2日では、しっかりと覚えて成果が上がるようなものではないのですが、
まだ、2年生で、成果云々よりも、経験重視という方針で実習に入りました。
初日、2日目ののぼり旗関係の作業は、タペストリーの棒通しに始まり、
旗の袋入れ、手旗のキャッチ付けと色々な作業に取り組め、
指導員も驚く位に早く、要領を掴んでコツコツと作業出来ました。
少し、数を多くしたいと言う思いが強く、少々乱雑な袋入れになっていたので、
指導員から「焦らなくていいから、お客さんが袋を手にした時に、綺麗に袋に入っているな。と思ってもらえるように、丁寧な作業をして下さい。」
と指導を受けていました。その都度、「はい」と元気な返事が返ってきたのは、気持ちが良かったです。
3日目のラスク作業は、午前中は、スライスしたバケットにクリームを塗る作業です。
この日は、「ガーリック」「黒ごま」「イチゴ」を塗りました。
塗り終えたラスクは、コンベクションオーブンでしっかりと焼きます。
午後は、焼いたラスクの袋入れと出荷準備、在庫確認です。
何れの作業も、先輩利用者さんがしっかりサポートしてくれ、丁寧な作業で綺麗で美味しいラスクに仕上がりました。
前半の3日間は、指導員からも、先輩からも褒められての実習となりました。
本人も、少しは自信に結びついたものと思います。
来週は、後半の2日間。
暑いだけに、体調をしっかりと整え、実りある実習になるよう頑張ってもらいたいものです。
丁寧に畳んだ、のぼり旗を丁寧に袋入れします。
指導員、先輩に指導を受けながら、「赤穂の塩」を塗ったバケットにクリームを塗っています。
この後、コンベクションオーブンでしっかりと焼きます。